2023年9月7日(旧暦七月二十三日) 野々市迄送らる 元禄二年七月二十四日(1689年9月7日)

九日間滞在した金沢をこの朝出発します。快晴でした。小春や牧童など多くの人が途中まで「餅・酒等持参」で見送り、北枝と竹意が小松まで同行しました。

旧北国街道は、片町から犀川を渡り野町を抜けて、野々市、松任など豊かな町を通り、手取川を渡って小松に向かいます。

写真は、野々市の町並み

芭蕉一行は15時過ぎに小松に到着、北枝の生家の傍を通り、京町にあったという近江屋を宿にしました。

おくのほそ道に、「途中吟 あかあかと日は難面(つれなく)もあきの風」

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