2023年7月30日(旧暦六月十三日) 暑き日を海に入れたり 元禄二年六月十四日(1689年7月30日)

酒田の豪商寺島彦助安種亭令道(詮道)宅に招かれて、芭蕉の「涼しさを海に入たる最上川」を発句に、不玉らと七吟歌仙を巻きました。寺島邸は豪商が軒を並べる本町通にあり、港からも近く寺島彦助は浦役人も務めていました。

同句は、おくのほそ道に「暑き日を海にいれたり最上川」と直され収録されました。

酒田港は最上川の河口に位置し、河口を二分するように川の中央に埠頭が設けられています。その埠頭には、日本一周中の東京海洋大学の練習船が停泊していました。

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