2023年6月16日(旧暦四月二十八日) 発足。石河滝見ニ行 元禄二年四月二十九日(1689年6月16日)
8日滞在した須賀川を等躬の心づくしの馬に乗り出立しました。天気は快晴、「巳中剋」ですから10時くらいです。まず、行きそびれた石河の滝(現乙字ヶ滝)を見物したあと阿武隈川を渡り、三春街道を進み守山宿(現在の郡山市田村町守山)の大元明王(現田村神社)や本実坊・善法寺に参詣し、その後三春街道を離れ金屋から阿武隈川を渡り日出山宿(現郡山市安積町日出山)で奥州街道に戻り、「日の入り前、郡山ニ到テ宿ス」。今日の日没時刻は19時2分ですから18時半過ぎくらいでしょうか、郡山に着きました。須賀川から」約七里、途中守山宿で乗継いで全行程馬での道中でした。
私は、矢吹宿から須賀川宿まで道中で先行して乙字ヶ滝に立ち寄り、須賀川~郡山間は東北本線でショートカットしました。乙字ヶ滝の水量は残念ながら写真の通り多いとは言えませんでした。
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