2023年6月14日(旧暦四月二十六日) 芹沢ノ滝へ行 元禄二年四月二十七日(1689年6月14日)

 

「二十七日 曇」となっていますが、ことし同様曇時々雨といった天気だったのかもしれません。

多分この日予定だったのでしょう、「須か川の駅より東二里ばかりに、石河の滝といふあるいよし。行て見ん事をおもひ催し侍れば、此比の雨にみかさ増りて、川を越す事かなはずといゝて止ければ/五月雨は滝降りうづむみかさ哉 翁/案内せんといはれし等雲と云人のかたへかきてやられし。」と曽良は書き残しているところから、可伸庵で蕎麦をごちそうしてくれた等雲から誘われていた石河の滝の代わりに、等躬の屋敷から半里足らずの芹沢ノ滝に行ったのかもしれません。

コメント

このブログの人気の投稿

2023年5月16日(旧暦三月二十七日) 芭蕉、旅立つ。元禄二年三月二十七日(1689年5月16日)

2023年10月27日(旧暦九月十三日) 谷木因 元禄二年九月十五日(1689年10月27日)

2023年10月18日(旧暦九月四日) むすびの地 元禄二年九月六日(1689年10月18日)