2023年5月30日(旧暦四月十一日) 篠原 元禄二年四月十二日(1689年5月30日)
昨日より、余瀬の鹿子畑翠桃邸に戻っていた芭蕉を、早速桃雪が見舞い篠原逍遥に誘います。
おくのほそ道には、「ひとひ郊外に逍遥して、犬追物の跡を一見して、那須の篠原をわけて、玉藻の前の古墳をとふ」とあります。十二日は昨日からの雨も止みました。
2023年は晴。芭蕉はまだ四日ほど黒羽に滞在しますが、私は一足先に黒羽を出立、那須湯本、芦野から白河の関を越え、矢吹、須賀川、日和田、安積山、二本松、安達ケ原を経て福島に到達しています。旅の報告は芭蕉の行程に合わせて行います。
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